Vol. 002
365デイズノートを手帳として使う!
スケジュール管理や日々の記録のアイデア集
2021.3.8
Edit by Makiko Yamaguchi

365デイズノートは使い方次第で手帳としても活用できます。海外では計画を立てるものを「プランナー」、日記や感想のメモを「ジャーナル」と呼び、使い分けています。今回は海外のインスタグラマーさんに「プランナー」と「ジャーナル」を書くポイントや、使い続けるコツを伺いました。

ペンと定規で計画を立てるMayleeさん(@polishedplanning)の「プランナー」アイデア

Photo by Maylee

主婦として小さなお子さんを育てているMayleeさん(@polishedplanning)は、スケジュールを立てる「プランナー」として365デイズノートを活用しています。買い物リストや夕食のアイデア、お子さんのサッカーの試合など、全ての情報を1冊にまとめています。

書き始めたきっかけ

幼いころからいつも手帳や記録を書く習慣がありました。ペンで紙にものを書くことが楽しく、大人になってからはノートを「プランナー」として使うことが、自分には合っていると気が付きました。

気に入っているところ

他の方眼ノートも色々と試しましたが、紙の感触や厚みなどの品質が1番高いと感じた365デイズノートを愛用しています。
1番嬉しいポイントは「自分が使いたいよう使える」ことです。日付が印刷されていないので、毎日使うことに縛られず、日々の予定やメモだけでなく、写真を貼れば思い出を一緒に残すこともできます。たまにしか行わないタスクは、マンスリートラッカーなども利用し、全てを1冊にまとめています。

プランナーとして使う際のコツや使っている筆記具

最もおすすめしたいコツは「使いたいペンを試し書きするページ作ること」です。そうすることで、どのペンが裏抜けするのか、にじみやすいのかが分かります。
新しいレイアウトを書くときは、最初に鉛筆で下書きをして、どのくらいのスペースが必要で、どう見えるかを確認します。下書きが気に入ったら、透明な定規を使用し、ドローイングペンで線を引き、カラーの筆ペンで色をつけていきます。

手書きのプランナーを続けている理由

私にとって、手書きでノートを書くことは、物事を覚えておくための大切なポイントです。毎日の終わりに、今起こっていることや、明日やらなければいけないことを書き出す時間をとっています。翌日の予定を頭に入れることでストレスを軽減することができ、モチベ―ションアップにも繋がります。
子供の予定や、家族の予定、家事や自分のタスクなど…頭の中に留めておきたい情報をノートに書き出すことで、全ての情報を1つの場所にまとめて管理できるので、とても便利です。

Mayleeさん(@polishedplanning)のInstagram

予定や感想などをノートにまとめるDheapika さん(@the_journal_girl)の「ジャーナル」アイデア

Photo by Dheapika

Dheapikaさん(@the_journal_girl)は、マンスリーやウィークリーなどの予定と、日々の記録や感想などを1冊のノートにまとめる「ジャーナル」として365デイズノートを活用しています。

書き始めたきっかけ

幼い頃からいつも日記をつけることが習慣でした。中学生の頃から毎日書く癖が身につき、日々勉強したことや宿題をノートに書き留めていました。それからずっと、いつもノートとペンをカバンにいれて持ち歩いています。

気に入っているところ

私はいつもゲルインキボールペンを愛用していますが、365デイズノートの紙はどのゲルインキボールペンにも合うので気に入っています。また、書くときにフラットに開くことができるので文字が書きやすく、様々なサイズバリエーションがあるところも好きです。私は日々の「プランナー」にはB6サイズ、簡単なリストやメモとしてA6サイズを、読書ノートとしてA5サイズを使っています。

ジャーナルとして使う際のコツや使っている筆記用具

365デイズノートは、使いたいように使うことができるフレキシブルなノートです。個人的には、相性のよいペンと一緒に使うことで、日記やリストを書くことにもっと没頭できると感じています。

手書きのジャーナルを続けている理由

最近では、リスト作成やタスク管理に使える多くのデジタルツールがありますが、私は毎日のリストを書いたり、思っていることを手で書き出して気持ちを整理することが好きです。「書くこと」はとても素晴らしい感覚や気持ちをもたらしてくれます。

Dheapikaさん(@the_journal_girl)のInstagram

「ノートの中身が整理できない」社員の悩みを解決

ノートを書くときの悩み

社員の篠崎さんは、主に仕事用にノートを使っています。1日に1ページを使い、Todoリストとメモページという使い方をしていますが、書かない日やページが足りない日もあり、「ノートの中身が整理できない」ことが悩みです。

インスタグラマーさんのノートの活用のコツを見て心掛けたこと

Mayleeさん(@polishedplanning)と同じく、仕事だけでなく母親としても考えることが多い反面、すぐに忘れてしまうので、なるべく書き出すようにしました。また、仕事前にノートを見返す習慣を新しく作りました。

実際に書いてみてどんな気持ちでしたか?

できるだけノート作りを簡略化させた方が継続できると思い、STALOGYの「貼ってはがせるカレンダーシール」を活用しています。週間タイプに毎日のTodoリストを記入することで、1週間のタスクの見える化ができました。書き出すようにしたことで忘れることが減り、頭の中がスッキリしました。これなら簡単なので続けられそうです。


ノートを手帳として活用する場合、ページが整理できず挫折してしまうこともありますよね。予定やメモを書き出した後に見返すと、どこに何を書いたか分からなくなってしまうことも…。そんなときはスケジュールやTodo、買い出しリストなどは専用のページを作ってまとめると後から検索しやすくなりますよ。手書きでスケジュールのページを作ろうとするとどうしても時間がかかってしまうので、シールやテープなど便利なアイテムを使って手軽にまとめるのもおすすめです。

次回の更新は4月上旬です。
次回はノート生活を丸2か月続けた社員の変化をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。

Editor Profile
フムフムハック編集長・文具ライター
やまぐちまきこ

年間300万PVを超える人気ブログ「フムフムハック」の編集長。文房具を中心に“読んでフムフム・ワクワクする”ライフハックコンテンツを発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており「NIKKEI STYLE」で文具記事を連載中。
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